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英語翻訳とは「英語を日本語に訳すこと」

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英語翻訳とは、一言でいうなれば「英語を日本語に訳すこと」です。

作業内容としては、「出版翻訳」「映像翻訳」「産業翻訳」の3つに大別されます。どの種類の翻訳をするかにより、求められるスキルも様々です。
以下に、この3つの翻訳作業の内容を簡単にご紹介します。

①出版翻訳

恐らく「翻訳」と聞くと、一般的にはこの作業をイメージされるのではないでしょうか。

その名の通り、洋書を日本語に訳す作業で、主に小説や雑誌、児童書(絵本)を取り扱います。私が今携わっているのはこの作業です。

「英語から日本語に訳す」には、ずば抜けた英語力が必要で、とても敷居が高い仕事だと思われがち(私も実際そう思っていました)ですが、実際は英語力だけでこなせる仕事ではありません。

母国語である日本語での文章力、表現力、豊かな感性の方が、ある意味では英語力以上に必要とされます。

というのも、洋書を訳す際、原文から直訳することは殆どありません。

(直訳 = ハローは、こんにちわでもいけるし、お元気という意味にもとれます。)

文章の意味、登場人物の感情はもちろんのこと、込められた微妙なニュアンスを正確に汲み取り、読み手に正確にわかりやすく伝えることが求められるからです。

単に「言語から言語への変換」ではなく、作者(筆者)の思いに寄り添い、「足し過ぎず、引き過ぎず」、そのストーリーの世界観を読み手に伝えること。それがこの作業の難しさでもあり、またやりがいであると感じています。

実際、私自身も翻訳作業に割いている時間よりも、リサーチにかけていた時間の方が長かったということもしばしばです。

②映像翻訳

映像翻訳では、海外の映画やテレビ番組のセリフを日本語に訳します。こちらも出版翻訳同様に、一般的にイメージされやすい作業だと思います。

しかし、実はその作業にはみなさんの想像以上に緻密な計算や構成が随所に散りばめられています。

英語のセリフの長さ(尺)にあわせた日本語であるだけでなく、その登場人物の性格(キャラクター)にあった言葉遣いで表現することは容易ではありません。決められた尺の中で、細かなニュアンスまで表せる言葉を選ぶこと、またそれが正確な日本語であること。言葉の魔術師となって表現することが、この作業の醍醐味とも言えます。

また、台本から日本語に訳すのではなく、実際に映像を見聞きしながらの翻訳作業も多くあります。高いリスニング力が求められることは言うまでもありません。

③産業翻訳

「産業」と言う言葉に、特別なカテゴリーの翻訳なのでは?と思われるかもしれませんが、平たく言えば「ビジネス全般に関わる翻訳作業」です。

実は、翻訳業界の作業の大部分を占めているのは、この「産業翻訳」です。


企業の契約書やホームページ、仕様書などの一般的なビジネス文書から、金融、法律、保険、医療関係などの専門的な知識が求められるものまで、その内容は多岐に渡ります。

ビジネス文書の翻訳には、先の2種類の作業とは異なり、日本語の文章力や表現力よりも、文書の正確性や高い専門知識が求められます。

依頼人(クライアント)によっては、使用する文言を指定されたり、取り扱う文書の内容如何では、秘密保全契約を結んだ上で作業依頼をお受けします。

指定文言を使用しているか、数字、単位など表記の誤脱字がないか等、細心の注意を払いながら、幾度もチェックを重ね、納期厳守で納品します。

依頼人から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけると、うれしさも一入です。

私が英語翻訳をはじめたタイミング

私が翻訳業界に身を投じたのは、2人の子育てに少し余裕が出てきた頃でした。
「ライフワークバランスを重視しつつ、大好きな英語に携わる仕事がしたい」というのが私が掲げた条件でした。

求められるスキル(専門性)の高さから、高収入な仕事と思いきや、華やかな(?)イメージとは逆に、想像以上に地味な仕事(笑)でした。

しかし、私はその地味な作業の積み重ねで得られるものに、ギャラ以上のリターンを感じています。

前述の通り、現在私が携わっているのは出版翻訳です。普段自ら手に取らないような分野の本との出会い、また、その本への理解を深めていく過程で、どんどんそのほんの中に引き込まれていく自分がいたり……

ライフワークバランスを大切にしながら、自己研鑽を積むことができる仕事。それが私にとっての翻訳業です。

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